工学研究科電気電子工学専攻計算機工学研究室は、2022年4月より神戸市立青少年科学館(バンドー神戸青少年科学館)と連携し、青少年科学館内「新技術体感コーナー」にて神戸大学の研究成果に関する展示を行なっています。

神戸市立青少年科学館は、科学及び科学技術に関する知識の普及及び啓発を図り、もって創造性豊かな青少年の育成に寄与することを目的とした施設で、本コーナーは、最先端の科学技術をはじめとした「新技術」を保持する企業等が、その技術を製品などに生かしていることを紹介し、科学的知見が現在の技術に繋がり、未来の技術革新に繋がっていくことが理解できることと、神戸市に拠点を持つ企業等が持つ「新技術」の内容を、広く発信することを目的としています。

4月2日より館内に新設され、好評を博しております本コーナーの神戸大学の研究成果に関する展示が、この度、7月14日より新たな内容に更新されます。

展示物は3か月ごとに更新予定ですので、ぜひご来館ください。

展示情報 (7月14日~)

場所
神戸市中央区港島中町7丁目7-6 神戸市立青少年科学館
本館2階 新館連絡通路横(発見の小径手前)
提供団体
神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻計算機工学研究室
代表 教授 寺田 努
展示について
題名「ウェアラブル?ユビキタスの最先端を知ろう!」

展示の特徴

世界最先端の研究成果を含みつつ、来館者にわかりやすい展示を行います。センサやLEDを使った、見て楽しく、来館者の操作に反応するインタラクティブな展示になります。大学の成果を見ることは,学術への興味を喚起する上でもよい事例になると考えます。

展示物の概要
センサを用いたインタラクティブな展示物や最先端の研究を紹介するコーナー
※展示物は、3か月ごとに更新予定
① Color - Path (カラパス)
加速度センサとカメラからヘアアイロンの動きを取得し、AR技術を用いてヘアアイロンの動かし方を画面上に表示することでヘアアイロンの動かし方を学ぶスマートミラー型システムです。AR表示を使うと、道具の操作技術の習得が簡単になる事を体感できます。
② SyncPul (シンパル)
体験者自身や他の体験者の心拍数を確認しながら動画を視聴する体験を提供します。心拍を見ることで自分の感情の推移や他者の気持ちの変化を数値的に確認できることを学びます。
③ Blink A Lot (ブリンクアロット)
まばたきの減少はドライアイにつながるなど問題になっています。本展示では、まばたき計測を行いながらゲームをすることで、ゲームに集中している際にどの程度まばたきが減少するのかが分かり、まばたき頻度の変化を自覚できます。
④ PreMobot (プリモボット)
体験者の動作を装着型のモーションセンサで取得し、特定のアクションを行わせることで課題をクリアするジェスチャゲームです。モーションセンサを用いて、人の動きが認識できることがわかります。
一般公開
令和4年7月14日(木)9時30分より
休館日
毎週水曜日(ただし、7/22~8/30は無休)
アクセス
神戸新交通「三宮」駅より北埠頭方面行ポートライナーで12分、「南公園」駅下車 徒歩3分
※神戸市立青少年科学館に一般駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

関連リンク

(総務部広報課)