7月7日に「2023年度 神戸大学留学生西日本同窓会」を、神戸大学レストランさくらにて開催しました。神戸大学同窓会は、世界各地に14支部が設立され、その一翼を担うのが神戸大学国内留学生同窓会(KAN-J: Kobe University International Student Alumni Net in Japan)です。西日本同窓会は、国内留学生同窓会の西日本支部として、例年夏に大阪で開催されてきましたが、この度、初めて大学内で開催されました。
今年で15回目を迎える西日本同窓会には、卒業留学生、大学関係者が会しました。
?本会は、第一部の「講演会」と第二部の「交流会」という二部構成で行われました。第一部は、神戸大学留学生西日本同窓会の陳林会長(理学研究科2006年修了)、中村保理事?副学長の挨拶の後、本学を卒業後に日本国内で就職し活躍している卒業生からの話題提供がありました。
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今年度は、中国出身でコベルコシステム(株)に就職し、今年定年退職を迎えた趙永健氏(自然科学研究科1988年修了)から、退職後のセカンドライフについての講演がありました。新しい生活と向き合いながらどのように歩んでいくかという話は、どの世代の参加者にも自分の人生を振り返るきっかけとなる深い話題提供となりました。引き続き、同じく中国出身で日本潤東株式会社代表取締役の陳建君氏(自然科学研究科1991年修了)は、医療に関わる仕事紹介を交え、健康な生き方を支えることの意義をセカンドライフの観点からお話されました。
第二部では、薛燕氏(総合人間科学研究科2008年修了)が20年間修練した日本舞踊を披露し、会場は華やかな雰囲気につつまれました。その後、参加者の自己紹介が行われました。同窓生からは、大学での同窓会は学生時代に気持ちが戻り懐かしく嬉しかったという声が多数ありました。最後に、河合成雄グローバル教育センター長より閉会の挨拶があり、卒業留学生同窓会恒例の学歌を参加者一同で力強く歌い閉会しました。
今後の留学生ホームカミングデイやゴルフコンペなどの同窓会企画、在学留学生のためのキャリア教育支援など、ますます活発な同窓会活動に期待が膨らむ一日となりました。
(グローバル教育センター)