10月25日に農学研究科附属食資源教育研究センター(加西市)で令和6年度収穫祭を開催しました。
収穫祭は、主として農作物の収穫に感謝し、翌年の豊作を祈念する祭りです。
来賓として、高橋晴彦加西市長、塩谷嘉宏兵庫県立農林水産技術総合センター所長らをお招きし、また、学内からは藤澤正人学長をはじめ木戸良明理事、森山睦理事らが出席して、総勢61名が収穫祭に参加しました。
はじめに、防護服と飼養衛生管理区域専用の長靴を着用して、畜産エリアの見学をしました。但馬牛の繁殖と肥育の話を中心にして、ここ数年で導入したDX機器の解説を行い、食資源センターが学内外の学生?研究者を対象に、教育?研究で果たしている役割について知っていただけるよい機会となりました。
続いて、田の神への感謝の意を込めて「稲刈りの儀」を執り行い、イネの栽培品種「にこまる」の収穫を行いました。
式典では、センターで生産された『神戸大学ビーフ』、センターが開発したジャガイモ新品種「はりまる」を使った肉じゃが、センター産のお米(コシヒカリ、ベニロマン入りきぬむすめ、特別栽培ヒノヒカリ、にこまる)、「にこまる」で作ったお酒『神のまにまに』、「きぬむすめ」で作ったどぶろくなどが振舞われました。
また、式典の中盤にはセンターで栽培した餅米(はりまもち)を使って恒例の餅つきが行われました。参加者は、この収穫祭を通して、内外の関係者との交流を深めることができ、非常に有意義な1日となりました。
(食資源教育研究センター)